一年の計とかいうやつを真面目に立てることにした

お久しぶりです。ここなつているです。

なんと7月末にコミケの原稿が終わったときの勢いで書いた記事から半年も空いてしまいました。

なんでこんなに間が空いたのかについてはまあ、後で話すことも含まれますが、

ちょっと色々なことに手を出しすぎたんです。

主にVtuberとかゲーム・ソシャゲとか同人イベント参加とかです。

で、色々なことをやった結果、得られるものもあったし、うまくいって嬉しいこともあったんですけど、

どうにも最近はうまくいかないというか、思い通りにならないことが増えてきました。

キャパオーバーというやつでしょう。

そんなわけでですね、「本当に自分がやりたいことはなんなのか」というのをもう一度見つめ直してみようかなと思いました。

割とただの自分語り記事になってると思いますので、有益性を求めている人には向かないかもしれません。

今までの記事に有益なものがあったのかって?うるせえよ!

そもそもこれまであまりにも無計画だった

2018年は皆さんどう過ごされましたか?

2019年はどのように過ごすのでしょうか?

僕はここ数年、そういうことを全然考えずにだいたいその場のテンションだけで生きてきました。

僕自身があまり季節のイベント事に興味関心が無い(というかむしろ、意識的にそういうのに縛られないように平常心を保とうとしている)ことも大いに関係していると思いますが……

でも、反省もしなければ次の計画も立てないというのは、なにかを成したいと思っているなら矛盾しているんです。

ちっとばかし変な話になりますが、
僕は死ぬまでに自分が生きた証を残したい、それもなるべくでっかいやつを残すまでは死ねない、と思っています。

それを成せたら死んでもいいのかと言われたらそんなわけはないんですけどね。

どうせ何かをやり遂げたら今度はもっとでかいことをやりたくなるに決まってますし、単純に、自分という存在が終わるの、めっちゃ怖いですからね。

で、そういう考えがあるのなら、本当なら「ここまでにこれだけは達成してやる」という短期的な目標を立てて、

なおかつ「実現可能にするにはどうするか?」というのをこれまでの経験とかから考えなきゃいけないんですよ。

みんな大好き()なPDCAサイクルとかなんとかいうやつですね。

それを最近本当にしてこなかった。夏コミで本を出せたのとか奇跡に近いと今にして思います。

そんで、まあせっかく「一年の始まりだから」っていうもっともらしい理由も背中を押してくれるっていうので、

しばらくやってこなかったことを真剣にやってみようと考えたわけです。

僕は何がしたいのか

漫画を描くということについて

こんだけ同人誌即売会に出て、さらには合同誌まで企画して人を巻き込んでおいてなんなんですけど、

実は「漫画を描く」のは僕の本分ではないと思っています。

だって僕、絵、下手くそなんですよ。

漫画描くの、下手くそなんですよ。

あんまり言うと僕の絵を好きだと思ってくれてる人に失礼ですし、僕の絵を上手いと感じている人から顰蹙買いそうですが、少なくとも自己評価は低いんです。

それに加えて(これが致命的なのですが)、漫画うまくなることに対してそんなにモチベがわかないんです。

もちろん上手いにこしたことはありません。どうせ世に出すならクオリティが高いものを作ったほうがいいに決まっている。

だから僕はこれでも漫画を描くときは、毎回うんうん唸りながら話を練ってどうやったら効果的に見えるか考えて自分のできる範囲で演出や効果を工夫しているし、絵の練習だってしてるんです。

でも、僕が「他の手段ではなく」「漫画を描いている」のは、
「それが一番手軽かつ自分に親しみがあって、それなりに楽しくて、今表現したいものに形態が合っていると思うから」にすぎないんです。

そして限界を感じ始める

僕は表現したいことがたくさんあります。なのでたくさん漫画を描きたい。

そうやって「アレも描きたい、コレも描きたい」「描いたら形にしてイベントに出して、共感できる仲間と楽しみたい」とやっているうちに、

気づいたら「次のイベントが何日にあるから、それまでにどの題材だったら描けるかな……」という思考が始まっていました。

「とにかくイベントに合わせて漫画を描く」ことが目的になりつつあったのです。

先程も書きましたが僕は漫画を描くのが得意ではありません。そんな人間がそれでも完璧主義的に量も質も追い求めたらどうなると思いますか?

「結局自分の満足のいくものができずに妥協したり、そもそも形にならなかったりして、ものすごく悲しくなる」

という現象が起きるんですよ。

新刊落としました……とか、前後編にわけて……とかやっているうちに、だんだん心が限界を迎えてきた感がありました。

ちなみに夏コミに出した本は一応満足する出来でした。僕はひなビタ♪とかいう神コンテンツをまさに神聖視しているところがあるので、「そのジャンルで本を出すならそれ相応の覚悟がないといけない」みたいな強迫観念に駆られていたところがあります……もっと気軽にやるのが同人だというのはまあわかっちゃいるんですけど

質を重視するならば、量はトレードオフ

当たり前なんですけどね。

だから、今年はまず、「作品を作る頻度を調整して、納得の行く作品づくりに注力する」こと。これが一つです。

たぶんこれに伴ってイベント参加頻度も減るんじゃないかな。

とはいえ今年もできれば夏コミには出たいなと思っています。

「ジャンルやCPの旬を逃してあまり手にとってもらえないとなったらそれはそれで悲しいな」というのもなくはないですが……


※このあたりでそろそろこの記事読むの痛々しくてつらくなってくると思うんで、無理だと思った人は、さっさとこのページを閉じ、Youtubeでも開いて、推しの動画とか観るほうがいいと思います。

ずっと燻っているもう一つの欲求

さて、ここまで散々漫画を描くことに対して、ともすれば「嫌々やっている」ともとれる書き方をしてきましたが(実際は今の所、楽しさ半分つらさ半分くらいです)、

じゃあ他の「手段」でやらないの?というお話が出てくるんですよね。

ところでこれを読んでいる皆さんは僕が大学で情報知能工学を専攻していたということをご存知でしょうか?大抵の人は知るわけないですね。

でも大事なとこなので聞いてください。なぜ情報知能を選んだかというと、

僕はゲームが作りたかったんですよ。

僕の人生には常にゲームがそばにあって、本当にゲームが楽しくて楽しくて、

ゲームとは表現と娯楽における究極の形なのではないかという危険思想に染まっているほどです。

だからゲームを作る、すなわち「自分が究極の表現法だと思っている媒体で表現をする」ということに強い憧れがあるんです。

ところが、ひとりでゲームを作るとなると途端にかかる労力が半端ではなくなります。

高校のときRPGツクールで2本ほどゲーム作ったんですけど、シナリオ以外は全部デフォの素材を使っていたからできたことです。

……ツクールじゃなくてプログラミングでやるにしても、キャラはともかく背景やチップセットやBGMはフリー素材があるだろうって反論があるのはわかりますが、

完璧主義のきらいがある人間がそういうところをオリジナルにしないという選択をすると思いますか?(めんどくさい!我ながら滅茶苦茶にめんどくさい!!)

ともかく言いたいのは、これまでも何度か挑戦しようとして、立ちはだかる壁に挫折して……を繰り返してきたので、いい加減どうにか自分に克ちたい。

というわけで、今年のもうひとつの目標は「一本ゲームを作ってみる」です。

じゃあ漫画はもうほとんど描かないのか

というとこれまた微妙なところで、「表現したいものに漫画という形態が合っている」ならばこれからも漫画を描くと思います。

そもそも、まだ未完成で投げっぱなしの作品がいくつかあるので、まず広げた風呂敷を畳まなきゃいけないんですよね~~~


1で言った「作品のクオリティをあげる」ってことに関連するんですが、これからはもうちょっとインプットとアウトプットを真面目にやっていきたいと思ってます。

具体的には読んだ漫画・プレイしたゲーム・観たアニメの感想や、なぜ面白いのか(あるいはなぜ面白くないのか)をちゃんと考察して、それを文章で書き出すようにしたい。

つまりはこのブログを有効活用したいって話ですね。

おわりに

しかし大それた目標を立てたもんですよ。特に2つ目。

別に一人で全部やりきることに重点を置いているわけではないので、もしBGM・背景などを手伝ってくれるという人がいたらめっちゃ嬉しいです。

まあ、それはそれとして、今年も楽しく百合とかゲームとかやって、それでなおかつさらに一歩先に進めたらいいなって思います。よろしくお願いします。







ひとりごと

こっそりプロフィールにも書いてるんだけど、目指せるならシナリオライターとかで食っていきたいんだよなあ……