漫画感想2020年8月9月合併号
こんにちは、ているです。
合併号(サボってたことの言い訳)になります。
量がめっちゃ多くなってしまったので、ひとつひとつにあんまりちゃんとした感想書けないかも。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった……(1)〜(5) / 山口悟、ひだかなみ
履修しました。(漫画版です)
といっても、実家に帰ったらたまたま母親が異世界令嬢転生モノにハマっていて、
その中にはめふらもあったから借りて読んだ、って流れなので、母親が興味なかったら読んでなかったかもしれませんw
まあでも、普通に面白かったですね。カタリナ様が前世でプレイしたゲームの知識も使いながら攻略対象や周辺の女性キャラと交流して、
女性キャラ含む全員が勝手にカタリナ様に惚れていき、いつの間にかハーレムを形成しているという話。
カタリナ様自身はキャラからの好意に気づいていないため、王道のラブコメみたいになってますね。
僕の推しはカタリナ様×ソフィアちゃんなのですが、これについてハマった理由を書こうと思うと思いっきりネタバレになってしまうので
とりあえずここでは書きません。
知ってる人向けに書くと、ソフィアちゃんだけ他のヒロインと決定的に違うカタリナ様との深い繋がりがあるじゃないですか。
あの設定、今後活かされるのかな〜ってすごく気になっています。
そして!
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…… GIRLS PATCH
はめふらGLオンリーアンソロジー!
なんと百合姫コミックスとして発行されているこちら。
期待を高めて読んだのですが……まあ、結論から言うと、ちょっと不満ってレベルの百合度でした。ハードル上げすぎたかな。
とはいえ、本編のわちゃわちゃした雰囲気を保ちつつ、きちんとヒロインたちがカタリナ様に寄せる想いを描いている作品が多く、
直接的な恋愛描写こそほとんどなかったものの、しっかり百合ものとして描かれていると思います。
個人的には、本編ではあまり目立った描写のないカタリナ×アン(専属メイド)の話があったのが嬉しかったですね。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… GIRLS PATCH (百合姫コミックス)
- 作者:アンソロジー
- 発売日: 2020/06/26
- メディア: コミック
ママごとー小学生ママと大人のムスメー(1) / つづら涼
生活力が皆無な小説家の柚と、しっかりものの小学生の真琴ちゃんの話で、
まあ、時々見かけるロリママ系かなってちょっと思ったんですけど、
実際にはそういう「オタクの夢」みたいなタイプの作品ではなかったです。
真琴ちゃんが「ママになる」と言い出したのにも彼女なりの悩みが関係していたりして、
柚と真琴ちゃんのあたたかい交流が描かれるハートフルストーリーになっています。
百合ものとしてみるには少し物足りなく感じるかもしれないですが、
真琴ちゃんが柚の「大人として頼りになる部分」みたいなのを不意に感じてドキドキしちゃうシーンもあったりして、
おねロリ好きなら一見の価値ありだと思います。
なにより、絵がめちゃくちゃ良い。こういう系統の絵柄好きなんですよ……
柚のダメ大人感と真琴ちゃんの無邪気な雰囲気が絵で2000%伝わってきます。
なんならかわいい小学生を見るためだけに買ってもいいと言える。
人気になって連ドラになったりしないかなあ。
きみが死ぬまで恋をしたい(3) / あおのなち
本編で今まさに死んだキャラがそのつがいとイチャイチャする平穏な日々の番外編を巻末に置くの、新手の拷問ですか……???
— 狭山ている (@tailtaling) 2020年9月6日
百合っぷるの片方が戦場に出て死ぬタイプの作品が好きです。
最後の描き下ろしマジでクッッッッッッッッッソつらかったのでそういうの好きな人は絶対読みましょう。
きみ死恋は綺麗でかわいい絵柄なのに常にどことなく重い雰囲気が漂っているのがとてもいいと思います。
そして、初めて「仲間」の「死」を体験したミミがこれから何を想い、どう成長していくのか、気になりますね……
スロウスタート(6)(7) / 篤見唯子
巻頭から女教師と女子生徒がベロチューするきらら漫画ありゅ????????????????
榎並十倉結婚生活回をカラーで載せてくれてほんっっっっっっっとうにありがとうございます。
そのあとのかむちゃんとの繋がりを描く回も二度目だけど刺さった。
さらにまたもももちの夢で榎並十倉、さらに死体蹴りとばかりに描き下ろしの榎並十倉、
6巻は榎並十倉推しにはあまりに刺激が強すぎる。。。
ハァ〜〜〜ッマジで榎並清瀬許せねえ。許せねえよなあ?
十倉の純情を弄んだ罪で永久に十倉と幸せに暮らす刑を要求します。
7巻は7巻で榎並十倉の馴れ初めが描かれたりしていてこちらも最高。
ていうか榎並十倉の話しかしてないですけどスロウスタートの魅力はそれだけじゃなくて
普通にギャグも女の子kawaiiもめちゃくちゃ高レベルなところにあるんですよね。
でも今回は榎並十倉が強すぎたのでもう他の話はしません。
8巻はおそらく億さん登場で花名ちゃんのアレがコレする話がくるであろうことからそちらの話もすると思います。
葬送のフリーレン(1) / 山田鐘人、アベツカサ
魔王討伐後の世界を描く、少し切ないファンタジー。
ちなみにこの作品は僕が百合のオタクなのを知っている妹が教えてくれました(自慢)。
主人公は長命種族であるエルフのフリーレンで、1・2話は魔王討伐から50年後、寿命を迎えた勇者と僧侶の死が描かれます。
世間的にはこの1話2話が結構反響を呼んだようで、実際僕もかなりくるものがありました。
でもまあ僕としては、フリーレンが僧侶から託された孤児のフェルンとの関係性がやはりおいしい。
1巻時点でフェルンが成長することでフリーレンの身長を抜かしてしまうなど、種族差による切なさみたいなのも描かれてます。
今後男性キャラが仲間に加わる展開もあるみたいなので、今後も百合おいしい!で読めるのかはわかりませんが、
「時間の経過」を様々に描く少し寂しい雰囲気が好きなのでしばらくは読むと思います。
チェンソーマン(1)〜(8) / 藤本タツキ
B級漫画の最高峰!みたいな文句を本屋で見かけた気がしますが、まさにそのとおりだと思います。
主人公のデンジがサイコパスみのある単細胞で、結構新鮮。少なくともジャンプの王道主人公とは一線を画しています。
頭と両腕に生えてるチェンソーによる戦闘スタイルはそれだけでも爽快ですが、
「小細工」という単語を知らないかのようなメチャクチャな戦い方をするので、ノッているときの戦闘シーンでは「ヒュ~~~~~!!!」とテンションぶち上がりです。
しかしチェンソーマンの魅力はそれだけにあらず、なんといっても出てくるキャラクターがみんな頭がおかしい。
ちなみに僕の推しでもあるこの漫画のヒロインの一人、パワーちゃんは虚言癖で差別主義者でトイレで糞を流しませんが、第一回人気投票で見事一位を取りました。
でもかわいいんだからしょうがないよな。
もちろん常識人は出てきますがみんな死にます。普通の人が出てきたら「あっ、こいつ死ぬな」と思うようになりました。
その上で、人間ドラマやキャラ同士の関係性もそこそこ描かれるので、バカをやっているかと思えば繊細な描写に心を抉られたりして、休まる暇がありません。
…………とまあ、以上のような魅力たっぷりの漫画なわけですが、
なんで僕がこの漫画に興味を持ったかといえば、
天下の週刊少年ジャンプのカラー見開きで5P乱交レズセックスをやった という話を聞いたからなんですよね……
これ、誇張でもなんでもなくほんとうに字面そのまんまのことをやっています。まじりっけなし純度100%マジです。
4人の女を侍らせる肉弾戦世界最強の女クァンシ、それを見るために買いました、ぶっちゃけ。
実際強い女が好きなオタクにはたまらないキャラクターでした。コミックス8巻では生死危うい状態で終わってるんですが、
本誌で再登場して現登場キャラで最強の女であるマキマさんの子宮を撫でたとか聞いているのでとても楽しみです。
ちなみにクァンシ様が登場して見開きレズセックスをやるのは7巻です。ここから読むのもアリでしょう。
近親百合エッチ(二次元コミックマガジンアンソロジー)
気に入った作品を簡単に紹介します。
「お姉ちゃんの怖いキス」長代ルージュ:長代ルージュ先生、漫画、うめえ~~~~~~~!!!安心と信頼の姉妹レズセックスです。
「なつのぼうけん」凍咲しいな:この人ロリ描くのがうまいんですよね。無知シチュをとてもうまく描かれています。
「彼女がメイドで私がママで」びよん:えっちがうまいロリにお母さんがめっちゃ責められてしまうロリおね。ロリおねは大変えっちですね……
「おにあいっ!」若鶏にこみ:近親相姦百合で「鬼のロリババアと孫娘の百合」を思いつけるのすごくない?漫画の雰囲気もえっちなだけじゃなくてとても好き。
全体的にエロに重点を置いてる感じでしたね。それはそれで大変良いと思います。
おわり
他にも「むすんで、つないで。」「ニンジャスレイヤー」「早乙女姉妹は漫画のためなら!?」とかを読んでるのですが、
この辺は(はっきりとした)百合漫画ではないし疲れたので今月はここまでにします。
というわけで、また来月!