DQ11の4コママンガ劇場はまだ出ないのか 〜キャラゲーとしてのドラゴンクエスト〜
ドラクエ信者のているです。
※この記事は読者がドラゴンクエストシリーズを知っているという前提で書いています。あしからず。
先日ようやく、本当にようやく、DQ11をクリアしました。
なかなかクリアできなかったのはPS4版だったので綺麗なフィールドを無駄に走り回ったり、敵を避け続けたせいでボスとの戦闘でレベルが足りず全滅しまくったりしたせいもあるんですけどね。総プレイ時間は100時間弱……
でも、やっぱりドラクエは最高だなと思わせる素晴らしい作品でした。
何より、昨今のDQの中でも百合要素がすっげー多かった。最高。DQ11百合についてはまた別の記事で書こうと思ってます。
ところで、この記事を読んでいる諸兄は「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」というアンソロジーコミックの存在をご存知でしょうか?
僕は子供の頃、大好きなDQがギャグ漫画で読めるなんて!と古本屋で必死に集め、天空宇宙流や結城まさのへの綺麗な絵に見惚れたり、新山たかしのエッチな下着ネタに興奮したり、神崎りゅうこのハイテンションギャグに爆笑したりしていました。わかる人は本当にわかってくれると思う。
さて、上に挙げたニコ百の記事で主に扱われているのはドラクエナンバリングタイトル全てが対象のアンソロジーです。
で、上記記事でも少し触れられていますが、それとは別に、DQ7、リメイク版5、8、9(と一部のモンスターズ等派生作品)は単独でアンソロジーが作られています。また、DQ10もアンソロジーコミックではないものの、「4コママンガ劇場」の名でコミックスが発売されています。
そういった単独アンソロジーでも一番刊行数が多かったのがDQ7のアンソロジーで、僕の記憶が確かなら8巻か9巻あたりまで出ていたはずです。
なぜ、DQ7はあそこまで巻数が刊行されたのか?
そしてなぜ、その後も単独作品での4コママンガ劇場という文化が続いたのか?
ーそのキーはおそらく、「はなす」コマンド だと思っています。
今でこそ当たり前のように使っている「はなす」あるいは「なかま」コマンドですが、「はなす」コマンドで仲間と会話できるという仕様はDQ7で初めて導入されたものです。
以後、PS2版DQ5、DS版天空シリーズなどでは当然のように実装されました。新しい場所についたりイベントが進むたびに○ボタンを連打して「……。」が出るまで仲間と話しまくった経験が誰しもあるはずです。
この機能により、これまで仲間になる前や一部のイベントでしか喋らなかったキャラクターたちの性格がよりハッキリとわかるようになり、より一層キャラクターたちの魅力は増しました。マリベルのツンデレキャラが当時はただの性悪にしか見えなくてバッシングくらったり、某ザラキ神官の片想いネタが公式化したり、思ったよりロリキャラだったバーバラが可愛くてしょうがなかったり、花嫁選びで余計にフローラが選びづらくなったりしました(しましたよね?)。
どうでもいいですが、僕はフローラ派です。 あっ、やめて、石を投げないで
言うなれば、これは「ドラゴンクエストのキャラゲー化」だったわけです。
キャラゲーとしての価値が与えられたドラゴンクエストでアンソロジーコミックを出して、売れないわけがないんですよ。(信者並の感想)
だってオタクのみなさん、ペ○ソナとかダ○ガ○ロ○パとかサモ○ナイトとかテ○ルズとか、あのへんのゲームのDNAメディアコミックスとかにもお世話になったでしょう?僕はお世話になった。
さて、ここでようやくこの記事のタイトルに戻るわけですが……
なんでDQ8以降久々に帰ってきた「なかま」コマンドが実装されているDQ11でまだアンソロジーコミックが発売されていないんですか!?!?!?
半年。半年経ちましたよ。そろそろ出してもいいんじゃないの?そろそろ発売予定の音沙汰のひとつもあってもいいんじゃないの?
某女性向けオタク雑誌ではDQ11のイケメンだけ集めて特集組んだりしてましたよ?
DQ11も本当に、多様な魅力あふれるキャラクターがPC/NPC問わずたくさんいます。
「恥ずかしい呪い」なんていうネタにしろと言わんばかりの設定まであります。
シルビアさんやマルティナさんなんかもう魅力の塊みたいなもんじゃないですか。ステータス的にも。
なんだか色々とりとめもなくそれっぽいことを書きましたが、結局僕が言いたいことはただひとつなのです。そう、
DQ11の4コママンガ劇場が読みたい!!!!!!!
「キャラゲーとしてのドラゴンクエスト」のいちファンとしては、ドラゴンクエストXI 4コママンガ劇場の刊行を切に願うものであります。
スクエニさん、ぜひとも4コママンガ劇場という「過ぎ去りし時」を求めてください!!
おわり